新創造の方法

新創造の方法

創造の方法

本質を捉える3つの方法

手法とは言っても、
これは、「頭の回路を切り開く」というように考えてください。
誰もが使える定理や公式ではないのです。
但し、この「頭の回路」を開きさえすれば、誰でもが創造的考え方が出来るようになれます。
私の経験でいえば、この「回路」の切り開き方は、次の3つの「B」にあると言えます。

発想の方法にはいろいろな意見があります

●発想は、自分の中にある「知識」「知恵」「想像力」をフル活用し、ある事象をゴールイメージにそって、「360度の角度で眺めまわす」、「四方八方触りまくる」、「なめまわす」、「たたく」、「蹴飛ばす」などして本質にせまる。考えに考え、悩み苦しんでいるうちに、ある日突然発想が空から降ってくる・・・
……倉林 敏著『ビジネスモデル特許で億万長者になる法』から抜粋

●すでに起こった未来を見つけ、その影響を見ることによって、新し い知覚がもたらされる。新しい現実が見える。まず必要なことは、見えるようにすることである。できることや、しなければならないことは、そのあと簡単に見 つかる。
……P.F.ドラッカー『創造する経営者』より

●……「(知的情報の)インプットとアウトプットの間のプロセスについては、知的生産の方法論とか、知的生活論といった形で、やはり筆者の数と同じだけ多様 な方法論が述べられている。  それだけ多様な方法論が並存しているということは、これは普遍的な一般論が存在しない領域なのだということを意味する。」
………立花隆『「知」のソフトウェア』より

Exercise

(1) 豊富な知識をもつこと(いわゆる雑学でも良いですから、あらゆるジャンルのことに興味を持ち、知識量を増大することです)

(2) いつも、3つのBで物事を見る習慣をつけること(テレビドラマでも、新聞の小さなコラムでも、何を見るときでも、3つのBで見るように習慣づけることです)

(3) ある時々に自分なりの整理をすること(3つのBを使って、あるテーマを自分なりに整理します。1週間に1回くらい行うと良いでしょう)